3月20日。
リーズ戦のテイタラクがあまりに辛く
遠出をすることにした。
とはいえ、一番近場で洋館を見られるあの港町なのだけど。
貧乏なもので。
まず、若松に。
ここには、古い建物ファンの愛する有名なビルがある。
折尾駅で乗り換えだったのだけど、
その乗り換えホームまでの道のりが果てしなく遠かった。
知らなかったので、門司港駅に並ぶレトロな駅舎、という
折尾駅の思い出を少し、と写真を撮っていたら
最後はダッシュするはめに。
もう2度と若松には行かない。はあはあはあはあ。
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通路の天井。 |
レトロで売り出そうとしているわりには、
駅に観光地図の在庫がなく
駅員さんがコピーをくれた。
でも、確かに、人通りも少なく、寂しい感じだなあ。
観光客、あんまり来ないんだね。
もっと、広報がんばらないと。
海岸への道をたどって。
旧古河鉱業若松ビル(大正8年頃)
今は、市民に開放されていて
練習しているママさんコーラスの歌声や
オカリナの音が流れていた。売店もあった。
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階段のてすり。らぶり。 |
石炭会館(明治38年)
杤木ビル(大正9年)
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階段のてすり、かわいい。 |
この旅では、階段があちこちステキだったよ。
さあ、有名な上野ビルに来た。
今も、会社や雑貨屋さんなどが営業している。
有名なビルだけれどけっこうボロボロで
ここで営業しようとするのは結構チャレンジャーかも。
若戸大橋を間近に見て。
対岸に渡ろう。
ちょうど船に間に合ったので駆け込み乗船。100円。
橋の下をくぐり、4分位で戸畑に到着。
たまに船に乗るのは楽しい。綺麗な船だった。
ここから門司港に向かいますよ~。
戸畑駅まで徒歩6、7分。電車に乗って門司港駅へ。
さて、門司港レトロの入り口、門司港駅なのだが。
今、修理中で、駅舎は覆われていて
その前にあるトイレが、レトロがんばってます。

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覆われた駅舎横にデッキが作られていて |
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現場をチラ見することができるよ。 |
まず、旧門司三井倶楽部へ。(大正10年)
中にカフェあります。門司港名物焼きカレー食べられます。
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桜みたいなこの花はなんだろう。白くて満開だったのだが。キレイ。 |
旧大阪商船(大正6年)
ホームリンガー商会(昭和27年)
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かわいい。今も営業中。 |
旧門司税関(明治45年)
展望台あり。それだけ。
つまんない。
はね橋が上がる。
このピンクの船は湾内クルーズ船。
じゃ、ごはん食べよう。
迷ったのだけど、地ビールって言われたら行くしかあるまい。
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観光客らしく、焼きカレーと地ビールで。まあまあだった。 |
それからは、ちょっと離れたところへ探検。
出光美術館。古い倉庫を利用しているらしい。
その途中で、レトロ駐車場という看板を見て、
何にでもレトロってつければいいもんじゃないだろう、と
思ったのだが。
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古いレンガの壁を利用していたんだね。 |
レトロじゃないけど、かわいいポンプ場。
大正11年頃建てられた岩田家。
レンガの壁は防火壁なんだって。
門司電気通信レトロ館
(大正13年)
北九州銀行(昭和9年)
ここは、なんと消防署。しかも訓練所でもあるらしい。
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消防車は普通(あたりまえ)。 |
新海運ビル。ここも雑貨屋さんや事務所が入ってる。
こちらは駐車場側で、道側は濃いねずみ色に塗られてる。
旧大連航路上屋。(昭和4年)
門司港の国際旅客ターミナルとして使われていたものを
修復したのらしい。
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さすがに広い階段。ここを上がると |
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デッキが。 右側が海。 |
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外から見るとこんな感じ。 |
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アール・デコだそうで。キレイ。 |
門司郵船ビル。(昭和2年)
レトロマップに載っていなかったんだけど
駅前をうろうろしていたら、見つけた。
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玄関を入ると。ドアはショーウィンドーになっている。 |
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当時のリフトだって!でも中の箱は網じゃなかった。ちぇ。 |
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2階のリフト前。 |
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お店や会社が営業中。 |
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壁から出ていたんだけど、もしかしてガス灯? |
最後にいいものを見た。
赤レンガの建物より、こういうものの方が好きみたい。
黒川紀章氏設計の高層マンションもある。
名前は「レトロハイマート」。
なんだかなあ。
顔出し看板を見ると、一人旅の寂しさを感じるね。
おみやげにバナナケーキ(門司はバナナのたたき売り発祥の地)
などを買ってのんびりと快速電車で帰った。
今回は、あちこち見惚れたあまり、ビリーと写真を撮るのを忘れてた。
ごめんね、ビリー。
翌日のハダースフィールド戦、
どうにかして勝利したことを思えば、
毎試合前に、門司港旅行を行うべきなのかもしれぬ。
あるいは、バナナケーキ。
あるいは、
いや、なにより、選手たちががんばれ!
2 件のコメント:
どの建物もレトロで異国情緒があってステキですね。きれいに保存されてるし。1日でこんなにたくさん見られるんですね。船もきれい!ブレントフォード・ファンも乗ってないし。
さきほど歌が聞こえてきてなにやら騒々しいな、と思ったらアウェイ・ファンを満載した船が通過したようです。河沿いを静かに散策しておられた方たちはなんと思ったでしょう。海賊船か?なんて。
久留米ガスリーはやっぱり白地で、変形井桁っぽくFFCの文字が黒でところどころに配してあって・・・。今季だと半襟はオレンジ!?
思った以上にこじんまりとまとまっていましたので、楽に回れました。
6000人ですものね。いつものホーム観客数より多いと聞いたような。そんなにフラムをライバル視しているんですね。今季はずいぶんといい気分でしょうし。うう。絶対に勝ちたい。でも、そんな時勝ったためしが(略)。
そういえば、久留米ガスリーを発明したのは井上デンちゃん!
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