2023年4月5日水曜日

早春の都

 

辛いことが続き気持ちが折れていたので

こんなに遅くなってしまいましたが、

老後の楽しみ、記録しておかなければ、となんとか

書いてみました。


先月、三月花形歌舞伎に行ってきました。










行く予定ではなかったのだけど(先のことを考えて倹約倹約!)、

評判がよろしいし、

やっぱり鷹之資さんの定九郎が見たいし

口上人形さんたちにも会いたかったので。

(藤浪小道具さんのツイッターで、口上人形さんたちが

南座へ行く荷物の中に潜り込み成功!のあたりから

ああいいなあ、わたしも行きたいなあ、とは思ってたのでしたけど。)

新幹線で関西だと、ハードルは低いのであります。




平成生まれの俳優さんたちが、江戸式と上方式の違いを

見せてくれる、という画期的な趣向。

なぜそういう風になったのかは知らないのだけれど、

リアルな上方式と様式美の江戸式らしく

ほんとに、色々と違っていて、へえええ、というしかなく

じっとみとれてた。


最初に見たのが「Bプロ」。江戸式。

壱太郎さんの解説。





















解説に使われている写真がかつての名場面集、みたいな

感じでいちいち、おお菊五郎さん!吉右衛門さん!

時蔵さま!と心の中で叫んでおりました

(それが見たかった、みたいな。かわいそうなニワカ)。

大序より四段目までをその解説で理解して、

五段目、六段目へと。


勘平=右近さん

おかる=まるる(莟玉さん)

おかや=菊三呂さん

わたし、見たことあったと思っていたけれど、

多分、TVでぼんやりと見ていたのでしょう、

ほとんど覚えていなくて、

ほおお、まああ、こんな感じだったのか、と新鮮でおもしろい。

でも、吉之丞さんの定九郎が出てきたら!

鳥肌がっ!ぞぞぞぞっってなって、

「ごじゅううりょう……」 きゃああああ!

かっこいい!ほんとにかっこいい!

もうものすごく悪い人でかっこいい!

でも、六段目で、不破数右衛門で出てきた時は、立派な武士。

他にも、何役もやってらっしゃるみなさんもいらして、

ほんとに俳優さんすごいです。



そして翌日「Aプロ」上方式。

解説は右近さん。













壱太郎さんの珍しい立役。

(「権三と助十」での彦三郎さんをTVで見たことがあるくらい)

おかる=千之助さん

おかや=千次郎さん

にわかの率直な感想で言えば、上方式の方が好きかなと。

前日の江戸式は、なんだか冗長な印象だったの。

多分、必要な展開だったのだろうけれど、

特に、真っ暗な(はずの)山崎街道での、

暗闇ゆえのしぐさとかが

ものすごく長すぎる気がしたの。

というか、真っ暗設定なのだから、

もう少し舞台を薄暗くした方がいいのでは

と思った。普通に明るかったから、

真っ暗な場所なんだ、と気が付くまでに

ちょっとかかったよ(ニワカ)。


わたしは、上方式の、(比較的)さくさくと話が進んでいく展開が好き。

そして、千次郎さんのおかやさんに涙腺崩壊してしまった。

おかやさんが勘平をてぬぐいでバシバシたたいている姿に

涙があふれてきて。

いや、「Bプロ」の菊三呂さんおかやさんだってすごくよかったのだけど、

この時千次郎さんに涙してしまったのはなぜかしら。

前日のを見た影響が何かあるのかな。

よくわかりません。

でも、ものすごく期待していた、

このために来たと言っても過言ではない

鷹之資さんの定九郎、いや、かっこよかったんだけど

吉之丞さんみたいな鳥肌は、なかった。

ふむ。なぜでしょう……。

鷹之資さんを先に見ていたら、どう感じただろう、と

思うと、本当に舞台って一期一会なのねえ。


隅の方でひっそりと腹を切る勘平。

これが東西の一番の違いでは?

見てるわたしは、なんでなんでそんなすみで?

主役やろ?と思って涙が。

ほんと、違いすぎる。どう考えたらいいの?

と、見ている人たちに感動や涙や喜びの他に

色々考えるネタをも与えてくれた壱太郎さん&右近さんに感謝です。

Aプロ(上方式)にしか出てこない子守娘祥馬さん、かわゆいしいい感じだった。

後半の踊りの時も探してしまいましたよ。


後半は「忠臣いろは絵姿」。

「上の巻 花の山科」では七段目から十段目までを、

ぎゅっと凝縮して踊りで見せてくれます。

色々あるけど、文才がないので箇条書きでお許しを。

・ぱっと幕があがった時の華やかさ。これが歌舞伎!

・茶屋娘のおせんちゃん役の千之助さんの、

平右衛門役の男としての踊りがすごくよかった。

表情もよかった。いや、すごくかわいいの!

もうどうしてそんなにかわいいの!

おかるもすごくよかったのだけど、

ほんとうによかったのだけれど

おせんちゃん、かわいい。

すごくかわいいほんとうにかわいい(←うるさい)

・壱さんと千之助さんの人形ぶり、たのしい。

・右近さんの、「天川屋儀兵衛」のお面取り換え踊り、すごい!

楽しかった、っていうか、すごい。

よく考えたわねえ。演出の方すごい

(もしかして昔からよくある形でニワカが知らないだけなのかしら)。

それをさくさくとやってしまう

右近さんと後見の方。菊三呂さんだった?

・壱さんと右近さんのいちゃいちゃもかわゆらしく。

このおふたりからこの企画が始まったのだものね。

ありがとうございます。


で、わたしは、中村光さんを見つけたの。

お面売りの成吉のお役で千次郎さんの相方で。

レビューの司会役みたいな感じで、色々説明をし、

終われば端にさがってお酒飲まされたりするお役。

お声がいい。演技はお上手。なにより、お顔が好き!

お名前は知っていたけれど、実際に見たことはなく

この花形歌舞伎だから、チャンスがもらえたのでしょうか。

真ん中で壱さんとかが踊っていても

ついちらちらと光さんを見てしまいました。

ほんわかとした雰囲気で大石神社での花見パーティーを

千次郎さんとまとめてました。

ミーハー歴の長いわたしですけど

久しぶりに「見つけた!」感が。

見守っていきたいと思います(何様)。楽しみ!

(その後、二月歌舞伎座の「霊験亀山鉾」に出てらっしゃるのを

配信で知り、ぢっと見つめました、10秒位(x5回)。

六月博多座(地元)に鴈治郎さんが来られるので

もしかしたら連れてきてくれないかなあ、と期待しています!)


「下の巻 雪の討入」

最後は十一段目をかっこよい立ち廻りで。

鷹之資くんの小林平八郎、出てきた時からかっこよかった。

その後の立ち廻りもよかった。

なんかストイックな感じがいいのよねえ。

まるる、やっぱりもう少しやせてほしいなあと

思うけど、演技にはなんの支障もないのよねえ。

かわゆいし。おかるも千崎もすごくよかったし。

でもねえ、もちょっと(

壱さんの立ち廻り初めて見た。

最後、雪がどさっとみんなの上に降り注いで

切り口上の時にはみんなの頭に雪がのっかっていた。

すばらしかった。とてもとても楽しかったです。


本当に、忠臣蔵はいいわね。大好き。

今回の、江戸と上方の比較、すごくいい企画で楽しかった。

やっぱり、若い、花形俳優さんたちの知恵、大切よね。

これからもいい企画お願いします!


ロビーにいらした口上人形次郎さん。













太郎さんは、二幕目の初めに舞台に出てきて

いろんな話をしながらグッズの宣伝もしていらした。

色々調べたところ(ありがとう、ツイッター)、

しゃべってたのはうどん屋の「おかる」さん

大好き翫政さん、太郎さんを操っていたのは

佑次郎さんではないかと。

グッズ紹介のやつは佑次郎さんの手作りだとか。

すごい。ほんと、すごいです。

なんか、俳優さんみんなすごいです。


















入口で、ステッカーをもらえた。
銀色の袋に入ってて開けてからのお楽しみ、という
やつだったけれど、勝利!











赤穂から義士の介くんがいらしてた。

7月の巡業地に赤穂があるので観光がてら行こうかな、と

思うけれど、夏はツライよねえ……と悩み中。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


初日は早く着くようにして観劇前に奈良へ行ってきた。

奈良博で「お水取り」の展示があるというので

五月の歌舞伎座「達陀」のお勉強のために。

五月は明治座へ行くわけだけれど歌舞伎座の演目を見たら

梅枝さん青衣の女人を見ないわけにはいきませんからね。

色々と興味深い展示だったけれど、

過去帳に「青衣の女人」と書いてあるのを見て

おおお、となった。

何か絵姿でも、と思ったけれどそれはなくてちょっと残念。

梅枝さん、きっときれいだろうなあと期待してます。

群舞をなさる、という話の練行衆のみなさんも

いいメンバーでものすごく楽しみです!切符取れますように。








その後、興福寺国宝館で八部衆と久しぶりに会えて、

みんなあいかわらずおかわゆらしかった。

癒しです。

山田さまも、かわらず凛々しかった。


迷ったけれど、行ってよかった。

一期一会って、とすごく思った。

でもこればかりは仕方ない。

あるいは、ありがたい。

できることはやろう。

ね!














2023年2月23日木曜日

辛い時には星空を

 

おもだか屋の、怒涛の2週間+2日が終わり、

脱力していまする。

ただただ、目にしたお芝居を反芻して

色々と思い出して

あれこれと考えてしまう日々。

色々語りたいことがあるのだけれど

うまく言葉にできる自信はなく。

ツイッターなどで、すばらしい感想を端的に

書いてらっしゃるみなさん、本当に尊敬します。

でも、なんとか、老後の楽しみのために

記録しておきたいと思うので

拙い、感想というか、思ったことを書いておこう。


・16日間で7回、博多座に行った。

昼夜通しで見ればいいのだろうけれど、

俳優さんたちは、1日2回のお芝居をやってらっしゃるのに

ただ、座ってればいいだけのわたしには、その体力がなくて。

うちから博多座までは、約90分位なのだけれど、

それでもなかなか疲れた。

でも、がんばったよ、わたし!


・「夢見る前夜祭」トークショー

新悟ちゃん、前髪よき。お兄さん感よき。

スーツが三つ揃いでよく似合っててしゅっとしてた。

精進してまた博多座にもどってきてくれるとのお言葉。

ありがとうございます。

今回で、新悟ちゃんへの見方が変わりました。


福之助さん、お話がすごくおもしろい。

玉三郎さんの話、興味深かった。

みんな、そうやって日々お勉強しているのだなあ、と。

俳優さんたちが、よく

「今回このお役を勉強させていただきます」と

おっしゃるのを聞いて、ただの決まり文句みたいなものかなと

思っていたのだけれど、本当に、お勉強なのだと、

いつでもいつまでも、お勉強なのだな、と知った。

すごく、深くて大変なのだと。


團子ちゃん、他の人の話をうんうんとうなずきながら

聞いていて、ニコニコしてて、ほんとにかわゆい。

初めての地方公演で、大変だったろうけれど、また、来てね!


青虎さん、さすがのまとめ役能力発揮ですてきだった。

司会役の博多座の方をフォローしつつ、いい感じにいぢってた。

後半参加した卯瀧さんへのお話もさすがに青虎さん、と思った。


今回抜擢の卯瀧さん、トークショーへの急な参加で、

おねえさんにスーツを送ってもらったらしい。

おねえさんも誇らしいのでは、と、こんなところでうるうる。














ほんとに写真ヘタ!がんばれわたし!

あと、周りのみなさんの、熱量がすごくて

タジタジな感じで、

わたしなんかがこんなとこにいちゃいけないのでは感が

あってちょっと引いた。

ミーハー歴が長いわたしだけれど、

歌舞伎界はちょっと違う感じ。


・「夢見る力」舞踊公演


踊りはほんとにわからない超ニワカなのだけれど

ただ俳優さんたちを見たいミーハー心で行ってきました。

新悟ちゃん、キレイ!声が、古典用?なのか、おおおって感じで

なんかすごくすごかった。

福之助さんによりかかって座っている姿、手が

すごくキレイで色っぽかった。

福之助さん、あの乗り物での宙乗り、怖かったのでは。

見上げながらぞぞぞ、としたもの。

高いとこが苦手なのによくがんばりました!


・「悪太郎」

衛星劇場で、猿之助さんの悪太郎を見たことがあるのだったが

ほとんど記憶がなくて(TVだといい加減に見てるわたし、反省)

青虎さんの悪太郎、すごくおもしろかった!

いや、青虎さんなので、期待してたし、期待を裏切らないだろうと

思っていたのだけれど、ほんとによかった。

そして今回抜擢の、入門4年目の卯瀧さんの智蓮坊。

前日のトークショーでは自信なさそうに言ってらしたのに

本当によかった。

お芝居もセリフも(よくわからないなりに)踊りも。

悪太郎との掛け合いというのか

ふたりで踊っているのがすごくかわいくて(?)

楽しかった。

悪太郎が大きくて丸々しているのに対して

智蓮坊が小柄でかわゆい感じの対照もよかったのかなあとも。

卯瀧さん、これからも期待です。

門之助さんのお弟子さんで、門之助若旦那がずっとお稽古を

見てくれていたとのこと。

この日も、一番後ろの席で見ていらっしゃいましたよ。

どんな評価だったでしょうね。

そして、笑也さんもいらっしゃいました。

昼の部終わったら、すぐにコートを着て

ステキな黒いバッグを持って帰って行かれました。


公演前、猿之助さんがご挨拶されて。

若いお弟子さんたちのことを考えていらっしゃるのに

ぶわっと涙が。

わたし今回、色んな感情が湧きまくって

でも、ひとつ、よくわかったことがあって。

それを噛みしめながら、笑三郎さまを追いかけて行こうと思う。





2023年2月19日日曜日

鬼になる!

 

17日がわたしの最後の「新・三国志」で。

またなんだか、違う泣き所で(新悟ちゃんは必須)。

最前列だったけど、上手のはしっこだったので

團子水は浴びられなかったけど

俳優さんたちが間近に見られて、ミーハーとしては幸せ。

特に、司馬懿がわたしの目の前に立っている!というシーンは

もうなんだかどうしたらいいの(どうもしなくていいです)。


関羽さまが天上に行かれた後の虹がきれいだった。

前回と違うような気がしたのだけれど、日々進化とか?


最後だったので、その後はなんだか放心状態というか

疲れ果てた感じで、昨日今日とごろごろと過ごして

昼間から飲んだくれて

あやうくフラムの試合を見逃すところだったという

テイタラク。

(間に合いましたがひどい試合で、でもまたそれは別の話。)


あまり言うこともありません。

ただ、その後の展開、ⅡとⅢを見てみたい。

ぜひ、博多座で思う存分、やっていただきたいものです。


俳優さんたちのサインが書かれたパネルが飾られている。






そして彌文さん。かわいい。















幟とは相性の悪いわたしですけど

なんとかこんな感じで。















観劇後、なんだか、もやもやしてて

いつもはしないのだけれど、

ひとりビールしてしまった。

博多座からすぐ近くのモリスヒッポ。

お財布を出したら桃の花びらが出てきたので

記念写真。









すばらしかったけど、感動したけれど、

わたしはやっぱり笑三郎さまの女方が見たいです!



今日の戦利品。













帰ったら届いていた。

ドキドキな楽しみはまだ終わっていませんね!











2023年2月16日木曜日

またまた

 

2月15日、博多座に行きました。

「新・三国志」3回目。

今回は10列目の花道よりだったので

團子ミストを!と期待したのだけど、

横からより前からのミストがすごかった。

いい感じに潤った。

やっぱり、花道の近くって、楽しい。

ニワカは、なぜ、みんながあのあたり(七三)で

立ち止まるのかよくわからないのだが、

立ち止まってせりふを言ったり

思わせぶりな表情をしたりする

大事な場所なのであるのは知った。

そこで、お父さんとお母さん(いわば)の

思い出を語る團子ちゃん、立派だった。

言葉違うかな、でもすごくよかった。

初めてうるうるした。

なんだか、泣き所が、

いや、実際は泣く、というほどではないのだが

うるうるするところが毎回違っているのだけれど。

いや、増えているのかもしれない。

でも、新悟ちゃんと笑也さんのところが

一番胸に来る。

女子として生きにくい世界で自分の夢をかなえたくて

がんばっている。

けなげで、切なくて、

せっかく、心の友を見つけたと思ったのに

別れなくちゃいけなくて。

新悟ちゃん、ほんとうにすてきです。

笑也さんは、バケモノです(誉めことば)。

女子と男の振りをしている時の声の使い分けとか

しぐさとか。ほんとにすごい。

歌舞伎俳優さんにとっては普通のことなのでしょうけど

ニワカはただただ、感嘆するのです。

そして、大好き、と思ふのです。


最後のランウェイの時に、新悟ちゃんが着ていたお衣装は

もしかして、劉備が贈った花嫁衣裳では?と思いついてしまった。

色合いが同じなのでわからないのだけど。

もし、そうだったら、ステキ。

次回、確認します。


猿三郎さんが休演で(お大事になさってくださいませ)

猿四郎さんが、蜀の武将、周倉のお役をすることになって

2日目なのかな、

敵対国の武将にするっと成り代わって

それはそれは、すばらしかった。

本当に歌舞伎俳優さんて、すごいなあ。

立ち廻りはさすがにさすがです。

猿四郎さんの典い(漢字が見つからない)の役が

なくなって、門松さんの張遼が替わって

船に乗って逃げていた、ということね。

船がちゃんと動いてよかった(ネタバレ)!














今日も、元気でかわいい女四天王。

三四助さん、じいっと見た。

声もよい。大事。


今回、まかれた花びら多くなかったか?

席が違うからそう思ったのかしら。

最後に天井からばあああっと吹き出されて

お客さんがわああとなったのだけど、

それって、前もあったのだっけ?

謎だが、関羽さまの厚底靴と

去って行った後の虹はしっかり見た。

猿之助さん、ほのかなほほえみで

わたしたちをながめつつ天上へ。 

桃の花びらは降り続き、わたしは、ここでまたうるうる。




オリビアちゃんのお店で桃カステラを買った。

一個売りがあったので(380円くらい)。

すごく昔に親戚の家で大きな桃カステラを見た記憶が。

おめでたいものだと、その時知った。

すごく甘いらしいので、甘いものが苦手なわたしは

食べるタイミングをはかっているのだが。

食べる勇気を!夢見る力!(違)


今回の戦利品。
























隣の席にいた、バレエとかオペラが好きらしい
(連れの方としゃべっていた内容から)
マダムは、お芝居が始まってすぐにすやすやになられて
連れの方が起こしたりしてたみたいなのだけれど、
起きても拍手は全くされてなくて、
おい、何しにきたんですか?と思ったのでしたが、
團子ちゃんが本水で大立ち回りした時は
大拍手してて、えええ?となった。
團子ちゃん、恐るべし。



2023年2月11日土曜日

疲れた


FAカップ4回戦リプレイ (2/8)


博多座で昼の部を見る日(2/9)の朝早くから

からだに悪い試合を見せられた。

大体、切符取った時はリプレイがあるとは

思っていなかったものね。

くじ運が悪いだけではない、ものがあるカップ戦(下手くそ)。






























サンダーランド 2-3 フラム

クラーク 77     ウィルソン 8
ベネット 90     ペレイラ 59
            クルザワ 82


大胆に替えてきた先発。


 


























それはいいの。
わたしだって、ハリスくんや、トシンや、ヴィニちゃんや
ソロモンにがんばってほしいもの。

WC以来、調子がイマイチだったハリーのゴールはとても嬉しい。
これで自信を取り戻してくれたら。
でも、サンダーランドもガンガンと攻めてきて(いい若手がいるのよね)
マルコもこれではいけないと思ったのか
HTで🔥とアンディを投入。
その2人で追加点を取ったのは、さすがです!

しかし、2点差は危険!
ほんとにほんとに怖かった。
1-3になった時にスタジアムを去って行った
ホームのファンが後悔しそうな展開になって
震えた。ほんとに手がフルフルしてた。

でもなんとか耐えました。
もうこんな試合はやめておくれ、と虚しく叫んでおこう。

5回戦の相手はリーズ。
リーグ戦でこやし相手に2-0から追いつかれて
こちらでも「2点差は危険!」をしっかり味わった模様。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



試合が7時ごろ終わって

急いで用意をして出かけた。

今回は2階の最前列だから全体を見渡せていい感じ。

どんなふうに登場するか知っていたからか、幕が上がる前から鳥肌。

で、ずっと笑也さんに釘付け。

キレイなのは知っていたけれど、

かっこいいし、声がいいし(声の使い分けも)、

お芝居がすてきだし、

これまで笑也さん、ちゃんと見てなかったのだなあと

反省というか、わたしのばか。

これからがんばります!


猿四郎さんと段之さんがいいなあ。

お弟子さんたちのお顔、よく知らないので

双眼鏡を活用して、知っている翔三さんや翔乃亮さんをじっと見て。

三四助さんがまだわからない(汗)。

あと、女四天王さんたちがきゃわかっこいい。

香渓さん、大好き、守りたい、な気持ちがけなげでかわいい。

一番先頭にいるのが猿紫さんなのかしら。

ということは並び順でいうと一番後ろが三四助さん?

次回確認!


2階の真ん中あたりだったので、

斜め宙乗りの関羽さまが、ぐっと迫ってくる感じで

すごい迫力。

ちょうど真上あたりを通って行かれて

見上げると、靴が白い厚底風ですごくすてきに見えたのだが。

今度行った時にじっと見てみよう。

そういえば笑三郎さまは靴も紫だった。

この日も笑三郎さまはかっこよかった。声が好き。声大事。

次は花道に近い席なので團子ミストに期待です。


今回の戦利品。












豆まきの時は人混みで写真が撮れなかったおたふくさんに

会いに行ってきた。














ーーーーーーーーーーーーーーー


「部屋子の部屋」博多座での有観客トークショー、行ってきました。

前2列が後援会の席で、ああ、後援会ってこういうことか、

と、ニワカは思いました。

わたしも入るべきなのかなあ。


ネタバレだめでしょうから、

それは配信後に記録しようと思うけれど

笑也さん、色が白くて普段の声がすごくよくてお茶目で

ほんとに、もう、かっこいい。

猿弥ちゃんは、自分のバキューン発言担当をわかっているのか

ほんとに楽しい方。

笑三郎さまの、控えめながらも言うことは言う、という

感じ。大好き。

去っていく時に、「気をつけてお帰りくださいね」と

言ってくださってほんとにすてきな方。

言葉遣いがキレイで声がすてきで、

でもなぜ、その緑のセーターなのでしょう!

(いや、緑はいいんですよ、でももっとデザインとか色々

大好き!



2023年2月8日水曜日

新・三国志

6日がわたしの初日だったのだけれど

観劇後の気持ちが整理できず、なんだかぼんやりとしてた。

ちょっと落ち着いた+また明日行くのでひとまず思ったことを

書いておこう。


・20年前のも去年のも見たことないのだけれど

幕が上がって、笑也さんを真ん中に猿之助さん、猿弥ちゃんが

並んでいるのを見た時に、ぶわっと涙が!

自分でもびっくりしたけど、なぜなのかしら。

やっと、おもだか屋のみんなを見られたからかしら。

いや、10月歌舞伎座で見たじゃないの、と思うけれど

わからない。不思議。

・2列目とは意識していたけれど、座ってみたらど真ん中の席で

私の目の前で笑也さんがしゃべってる!

剣を持って立ち廻りしてる!

かっこいい!ただただかっこいい!

キレイでものすごくかっこいい!

でも、関羽と2人だけでいる時の乙女の感じ…

ものすごく可憐でかわいくて

でも不憫でうるうるしてしまう。

キレイなだけじゃない。

笑也さんの俳優としてのすばらしさを

しみじみ感じて本当に感情移入してしまう。


・笑三郎さま。立役。悪い人。

本当は色気のある女方を見たかったのだけれど、

司馬懿、ものすごくかったよかった!

セリフがない時もじっと見つめてしまった。

目、合ってたような(気のせい)。

マントを翻して去っていく最後、もうほんとうにかっこよく

昔、姉が作ってくれたマント着ていこうかなあ、と思っているところ。

「贔屓してます」を表そうと黄緑のもの探したのだが

なかなかいいものがなく、曹操軍のチームカラー、紫を纏って行きましたよ。


・團子ちゃん。

「ダンコ!」と大向こうがかかるまでわからなかった(恥)。

すごく凛々しくかっこよく。

豆まきでのものすごくかわいらしい笑顔が残っていたので

なおさら。

立ち廻りがすばらしく、なんだかご本人も楽しんでいるように

見えてよかった。

本水、2列目なのでビニールが配布されていたけれど

ビニール越しではなく見たいと思ったので顎のあたりまで

おろしていたけど、いきなりすごかった!

團子水、浴びました!

團子ちゃん、滝の中の立ち廻りもすごかったけど、

花道での毛ぶり(犬が水を振り払うような感じの)で

花横のみなさんにも團子水を振りまいていた。

そこでのせりふにもうるうる。

花道でも立ち廻りがあり、山口真弥さんのバク転すばらしく栄えた。

團子ちゃん、おもだか屋の子。

ずっとずっと見守っていきます。


・新悟ちゃん。

凛々しく気高く、立ち廻り初めて見たけれどすごくかっこよかった。

でも、お輿入れの時、劉備たちと話している時、ずっと鳥肌だった。

わたし、風邪ひいた?と思ったくらいのすごい鳥肌時間だった。

これもびっくり。

後の、香渓が自害するところでも鳥肌で、

新悟ちゃん、すばらしかった。声も大好き。


猿之助さんが宙にいて

桃の花びらがものすごく大量に舞い降りてきて

ああ、もう終わりなのだ、と思ったら

また涙が。


すてきでした。

2回目に見た時にどう感じるかが楽しみ。







2023年2月5日日曜日

ゆるゆる


長い間冬眠してましたけど、

そこここで復活しようかと思いましたけど

気力のなさでこんなことに。

もう一度、老後のなぐさみにと気力を奮い立たせてみました。


とはいっても、最近はまった歌舞伎で復活ですけど。

まあ、ミーハーなのでね、色々タイヘンで楽しい。


2月3日。

福岡の櫛田神社で豆まきがありまして。

博多座で2月5日初日の「新・三国志」の出演者のみなさんが

豆をまく、というので出かけていきました。

「愛しとーと」のCEOさんがいい喉を披露(博多祝い唄)

して去ったあといよいよおもだか屋さん。

それまでゆったりしていたお客さんたちが

わたしをぐいぐいと押しのけながら前の方に突進してきて

こわくなったので後方に避難。


さて、おもだか屋チームの登場!

みなさん、私服、しかも普段着な感じ。すてき。

笑三郎さまはおしゃれな黄緑色のお召し物だったけれど。











猿之助さん、ご挨拶。
猿弥さん、一番厚着?
めがね男子の笑也さん。










「夢見る力」の若者たちが並んで。

さすがの若さで力強くまいてくれたのだが、わたしは後ろすぎて届かなかったわ。


しばらくして青虎さん、團子ちゃんが端の方まで来てくれた。

後には猿之助さんも。

今度は降るように飛んできてちょっとこわかった……(わがまま)。





團子ちゃん、にこにこしてものすごくかわいいの。

両手ふりふりもものすごくかわいかった。


笑三郎さまのお手振りもかわいかったです!


(それにしても写真がへただな。もっと練習しなくては。)


あっという間に終わってしまった。

豆はひとつも取れなかったけどみなさんのお姿を

間近に見られて満足満足。

その後、川端商店街を通って発券しに博多座へ。
(笑也さんがおっしゃっていたラーメン屋さんを確認。)







そして、久しぶりのブログ投稿にアタフタしている間に

「夢見る前夜祭トークショー」当選のお知らせが!

ありがとうございます!