2017年3月29日水曜日

コティジ巡礼(5・番外編)


3月6日



今日は、ホテルでイングリッシュ・ブレックファストを
食べてみた。
ビュッフェ形式で£10、50。

















まあ、想定内のお味だったけれど、
その後の調査?で、ゴールデン・ライオンの朝食が
ものすごくお安いことがわかった。
次回はぜひ。
というか、ホテルはやめとけ、ってことでしょう。

さあ今日はちょっと冒険です。
へたれとはいえ、ミーハー。
それならぜひとも行かねばならぬ。

ということで、
トレーニング・グラウンドに行ってみたよ。
ウィンブルドンから電車に乗って。
もちろん、スーパー・ガイドのフラニーさんのお導き。

おお、なんか感動。

















ひっそりした駅だった。



歩くこと5分ほどでこんな生垣が。
グラウンドを囲んでいるんだ。




当然、隙間を除くよね。
そしたら、あっ。

















じ~っと眺めてこれはPL2のチームじゃないかと思った。
ジェンツくんみたいな子がいたし、
ジョージみたいな子の後ろ頭も見えたし。
スマイルくんみたいな子も(あやふやですみません)。


















傍目にはあやしかったろうが覗きまくったよ。
あ、あれは、よく写真でみたメインの建物では。


















しばらく歩くと入口がある。
































もちろん入れないので、グラウンドをぐるぐる。
もう1チーム練習していたけれど、
ファースト・チームだったかどうかは不明。


これは屋内練習場だよ。
















犬のふんがあちこちな道にあったヘンな形のマンホール。
もっと下を向いて歩くべきだったと思った。


こんなかわいい苔があったよ。

かわいい猫に遊んでもらったりして楽しく過ごして
選手の出待ちもせずに去ることにした。
多分ジョージの後ろ頭で満足していた。
ミーハーとしてはダメダメね。


さて次はリッチモンドに。
アール・デコのデザインだと
フラニーさんに教えてもらった駅舎。
四角い時計がおしゃれ。

ここに来たのは
フラニーさんが目撃した、ブレーダの自転車置き場を見るため。

ここです!

ここですよ!

ブレーダはこのあたりに住んでいたのね。
ロイも住んでいるのですって。
川沿いのきれいな落ち着いた感じの街です。



雲がいいです。
刻々と変わる雲がすてき。

川沿いの階段でランチしている人たちもいたけど
わたしたちには次の予定が。
電車でワンズワースに。
ベッツが住んでいるというワンズワースは、
なんだか、へんな高層建築が立ち並ぶ街だった。

ここで行くのは、フラムの選手たちが会食をしていたパブ、
ザ・シップ。
降格したシーズンだったかしら。
当時の御用達だったみたいだったから行ってみたかったの。

川沿いののんびりなロケーションなのかと思っていたけど
隣はトラックががんがん通るセメント会社なのであった。
でも、中に入れば静かでいい感じだったよ。


何を飲んだのか忘れた。
でもほろ酔いになったのは間違いない。

おつまみはフラニーさんチョイスの
ホワイトベイトからあげ。
これがものすごくおいしかった。
このツアー1おいしかったかも。

すごく居心地がよかったからのんびりしたかったけど
旅行者なので次の予定があり。
次回にまた。







2017年3月27日月曜日

コティジ巡礼(4)




3月8日


リーズ戦の翌朝、コティジまでお散歩した。
ゆっくりと静かにコティジが見たくて。

地下鉄パットニ―駅を出ると、こんな案内版がある。


















今回お世話になったプレミア・インを左手に見ながら
横断歩道を渡ると、オール・セインツ教会があり、
こじんまりした墓地をお参りしてもよいでしょう。
















教会の左手がビショップス・パークの入り口。
あとは川沿いにどんどん歩いていけばいいのだけど。
こんな趣のあるお屋敷もあり。

















こんなステキな彫刻もあるので
ゆっくりご覧になってね
(解説看板を取り損ねて何が何だか全くわかりません)。



















川沿いを歩いていると発見したぞ。
これってどこ発祥?
日本でもやっているよね。
でも、ビショップ・スパークでは流行ってはいない模様。
お幸せに。


















お子様用の遊び場もあるビショップス・パークだが、これは何。
乗ってわ~い、という感じのものっぽいけど、亀はわかるけど、
もうひとつのは何?

















まだまだ寒いけど、お花咲いてます。
向こうのパットニ―橋がかっこいい。(オヤノヨクメ)

















試合翌日早朝なので(8時前くらい)
大量のビール缶やらが捨てられていたけれど、
あちこちにではなく、既に一杯のごみ箱のそばに置かれていて、
そうかこれが英国人なのか、と思った。

こんなのも落ちていた。
ううむ、フラム・ファンが捨てて行ったのかなあ。
(アウェイ席には配られていないということなので)
まあ、邪魔と言えば邪魔かもだが。

















でも、裏側はトムの写真だよ?
勝ち点1をなんとかもぎとってくれたヒーローだよ?
そんなのをフラム・ファンが捨てて行くのか。
と、思ったが、クラッパー否定派のサポーターさんも多いのよね。わたしもあまり好きではないけれど、
クラッパーが作りだす音量はけっこう大きいのだと、
実際に聞いてみて思った。
フラム・サポーターさんは物静かな方が多いので
たいていアウェイさんに負けちゃうからこれはこれで
役に立っているのかも。
そういうわたしは、試合後
クラッパーを取って来なかったのに気づき
(全ての席に置いてあるわけではなかったし、興奮しすぎていたと思われる)
帰り道のごみ箱から拾って来たのではあるが
(捨ててくれた方、ありがとう)。
などといろいろクラッパーについて考察していたら
なんと。


ありがとう、トム
がんばろう、トム


そしてコティジ到着。
何度見ても素敵。
















どうしても同じような写真になってしまうよね。
創造力がたりぬ。


 次のホーム・ゲーム(3月14日)はブラックバーン。
まさか、あんな結果になるとは、
この時のミラクラには知る由もなかった(浅見光彦風)。


















出勤してくる人がちらほら。
お疲れ様でございます。


ハインズさんに睨まれる。
きゃ~。
ファンとして応援がんばります!





















コティジ向いにあるおうち。
この藤の木の前でアシュカンが写真撮られていたんだ(と思われる)。




回りは住宅地で、住民のみなさんのご協力もあって
やっていけているのだろうなあと思う。
ファンならまだしも、試合日のうるささはイヤじゃないのか。
(まあそれほどうるさくもないのかも)
ありがとうございます。





堪能したとはいえないけれど次の予定があるから、
と去って行ったわたしだが、
また同じ日にここに戻って来ようとは
この時のわたしには知る由もなかった。


その話はのちほど。




2017年3月26日日曜日

コティジ巡礼(3)




3月7日(火)


リーズ戦。
怖いよ~。
夜の試合で寒いだろうから
使い捨てカイロを持って行く。


試合前パイントを飲みに、フラム・サポーターさん御用達の
クラブツリーに行こうかと思ったけれど、
駆け足ロンドン観光で疲れていたので断念。
のろのろしていたら、選手バスもすでに去っていて
いろいろとダメなわたしだった。

でも、夕闇のコティジ、キレイだなあ。

夜なので写真が更にヘタ。(腕のせい)

みんなもけっこう厚着だね。


トマかっこいい!(定期連絡)
しかも薄着。

開脚キャプテン


セスくん。かわゆいのに凛々しい。


ドキドキ。さむさむ。


やさしくマスコットくんのお世話をするトム

今日もまたなんだかなベッツの写真。


大勢のリーズ・ファン、うるさい。
威圧感がすごい。

やつらを黙らせてやるんだ!
COYW!!!


と、期待していたのだけれど、
なんとティムリーのオウンゴールで5分に失点。
クリアしたつもりのボールが
ステキなカーブを描いてゴールに。
くすん。

その後、いつものように、ボールをポゼッションし、
よく回してチャンスも作ったのだが決め切れず。
ケブちゃんのシュートがクロスバーに当たって
入った!!!と思ったが
くそレフはゴールを認めなかった。
後刻、TVリプレイで誤審だったことが判明。きいぃぃ。
くそレフはリー・プロバートだ!

スラヴ、4審に抗議中?

0-1でHT。
なかなかいりいりする展開。

ビリーが挨拶回りに来たので一枚。
ほんとは、道端で会いたかったのだが。
しかし、暗い。


61分、なんとかせねば、とマロに替えて、セス投入。

入って早速攻撃参加していいラストパス出したが
中に誰もいず。
セスはまあまあなCKも蹴っていた。

75分にKマックCMに替えて、パーカーゾロ

怒涛の攻撃もしっかり守られてしまって実らず。
相手が、交替や、CKやゴールキックとかを
ゆるゆるとやるのにもイライラして
ほんと、もうなんとかして~。

でも、89分にパーカーがひどいタックルを受けて
激怒してい(るように見え)たのにはちょっとびっくり。
熱いキャプテン
相手は2枚目のイエローで退場。

追加タイムに入っても怒涛の攻撃。
一度、カウンターで危なかった時はティムリー
素早く戻って粘り強くDF。
リーズ・ファンは早く終われ~の口笛攻撃してたけれど
あなたんとこの選手がのろのろしてたから
追加タイムが5分になったんです。

そして、残りがあと数秒のところで!
トム!!!
トムの魔法の左足(ジムおぢ)!!!
ボックスのちょっと外からきれいなミドル!!!
トムはハミ―・エンドに走って行ってフェンスを越えて
他の選手も加わって、もうコティジは狂喜乱舞の大騒ぎ!!!
もちろんわたしたちもわーわーと飛び跳ねて大喜び!
なんとかしてくれるだろうと期待してはいたが
もうだめか、もう笛が、と諦めかけていたのに
やっぱりこの子たちはすごい!

リーズはさぞかしがっかりでありましょう。
5番の人、暴れてる?


フラム  1-1  リーズ

トム 90+5   ティムリー(og)5


公式リポート、プロのお写真などはこちらで。



るんるんと帰る。
勝てなかったのは悔しいけれど
帰り道、大勢のリーズ・ファンの歌声に
屈辱を感じたりせずにすんでよかった。

お馬さんがいた。



もう少し余韻にひたりたくて
ゴールデン・ライオンに寄り道した。
入口でチケットのチェックあり。
ものすごく混んでいたけれど、みなさんそれほど長居はせず。
もう、23時近くになってたと思う。
TVで試合のハイライトが流れて
トムのゴールが決まった瞬間、拍手と歓声。
みんな、にこにこしてた。


やっぱりビールは冷たい方がおいしい日本人であった。