2008年5月26日月曜日

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フラムに、マーク・シュウォーツァ(35才)が来た
(ユッシは、無理だったのね)。
よいGKだとは思うけれど、
まずGK、しかもシュウォーツァというのは、ちょっと意外だった。
でも、今いるGKたちは…。

ニエミちゃん 35才。
ケイシー 38才。
トーニ 34才。
バティスタ 21才。

誰か出ていくのだろうが、誰?

そして、出ていくことが決まった8人。
ボカ
リトマネン
クリスタンヴァル
ピアース
エリオット
ティムリン
エフイ
ランストロム

ボカ~。激しいタックルに似合わない癒しキャラで好きだったのに。
フィル、期待していたのに残念。
ピアーシ、色々とありがとう。
サイモンもね。
若い3人も、もう少し見てみたかった。
他のチームでがんばって。ずっと見守っているからね。

しかしヤリ…。何も申すまい…。

スタルテリは、ローンが終わったのでスパーズに帰った。

では、RBということになり、
もちろん、スタルテリの移籍だってありうるし、
その他、メンディとカルヴェの噂あり。
ううむ。メンディはやめてね、RH監督。嫌いなの。

2008年5月21日水曜日

夢の後

夢のようだった2大イベント(フラムの残留とオンリーワンズの来日)
の後には現実が待っている。


移籍。



リヴァプールが、フィリップ・デゲン(スイス代表)を
ドルトムントからただでもらってきた。
もちろん、右サイドバック。

毎年の行事ではあるし、
「デゲンが来たから、フィンはもういらないだろう」という、
プレスの短絡的な書き方もいつものこと。
ホセミの時も、クロンカンプの時もそう言われていて
結局、生き残ったのはフィンだったではないか。

が、今回はちょっと違うかも。
デゲンがすごい、というのではなく
フィンは、昨シーズン、とてもできが悪かったもの。


けがのせいだと思いたいのだけれど、
試合に出られなかったのが、
ただけがのせいだけだとは思えないので、
監督の覚えがめでたくなくなったのだろう。
監督が代われば、ねえ。

でも、監督は、今のところ、代わりそうになく
だとしたら、フィンががんばって、自分の力でRBの座を取り戻すか、
(若返るわけではないが、たったの32才なのだっ)
違う監督の元に行くか。


この2人が同じシャツ(もちろん白)を着ていても、何の文句もない。















実際、噂としてはあるようだ。
嬉しいけれど、 これも怠惰なプレスの
いいかげんな記事かもしれないし、
スパーズから借りているスタルテリが完全移籍を望んでいて
彼もなかなか良かったので、
貧乏なフラムとしては安い方が…かねえ。
フィンは£2mらしい。お買い得ではある。
どうする、フィン。
わたしとしては、レッズでがんばって欲しい気もするけれど…。

GKのイタンジュが去るらしいので、ペペの控えGKの噂も色々。
その中に、なぜか、というか、当然?マイク・テイラーの名前があって
わ~、フィンとマイキーがまた一緒に!
という期待もあるけれど、まだまだわかりません。

うう、こんなことがあと2か月も続くのか……(どんより)。


キャプテンマックが、フラムに残るか、
アメリカに帰るか、迷っている様子。
絶対に残って(祈)!

2008年5月15日木曜日

There's no cure

お釈迦様と同じ日に生まれた、わたしの神様
ピーター・ペレットは、
茶色地に白い水玉のよれよれシャツに
暗いカーキ色のよれよれズボンをはいて、
黒いおしゃれな、でも明らかに女性ものの
ジャケットを着て、ステージに出てきた。
靴は例によって、汚れたキャンバス地の黒いスニーカーで
ペレのファッションセンスが変わらないのが嬉しかった。

でも大きな茶色のサングラスははずさなかったので、
目を見ることはできず
そして、
とてもとても痩せていた。












このツアー3ステージ目、一日置きとはいえ
さすがに疲れているのではないか、と思ったけれど
時々洟をかむ以外は(アンプの上にティッシュの箱が置いてあった。
風邪をひいたのか、何か他のもののせいか)
元気で、機嫌もよさそうでにこやかで、
わたしの人生に劇的影響を与えたあの声は少しも変わっていなかった。

ステージにへばりついていたので、音的には全く良くなかったけれど、
いいの、これが最後かもしれないペレの歌う姿を、表情を見たかったの。
おかげで、メンバー同士でつぶやきあう声も聞くことができた。
アランが、セットの真ん中あたりで、覚えたてなのか「サヨナラ」って
言った時、ペレ、「それは Good-byeって意味だよ。まだだよ」。

わたしには技術的なことを語る知識はないけれど、
アランとマイクは、さすがって感じで、しっかりしていて
それをベースにして、
布袋さんのようなジョンが、気持ち良さそうに、寝てるんじゃないのと
思わせるように目を閉じながら
「パンクバンドの中で唯一ギターソロができるギタリスト」と
言われる美しいギターを奏で、
その3人がいるから、ペレは、自由奔放に、ギターをかき鳴らし
歌えるのだと思った。
いや、多分違うのかも。
ペレもたいしたギタリストなのかもしれない、
けど、わたしにはそれはわかりません。

新曲を3,4曲やり、2回目のアンコール=最後の曲も
誰も知らない新しい曲で、それで終わるなんて、ほんとにもう。
でも新しい曲があるだけで嬉しい。
ペレには、まだ、新しい曲をかく事ができるのが嬉しい。
しかし、誰かそれをレコードに、じゃなくCDにしてくれるのだろうか。

幸運にも、メンバーに会えて、話をする事ができた。
今から思うと、あれも言いたかったこれも聞きたかったけど
「来年来るかも」発言もあったので、うん、期待していよう。
みんな、とてもフレンドリーで、ご機嫌で、ファンの子たちの
話に耳を傾け、良い対応だったです。
大人って感じか。


そして、びっくりなおまけ。
ペレの2人の息子、ピーターJrとジェイミが来ていて、
彼らと、女の子のシンガー、そしてドラムがジョンという
スペシャルバンドがサポートバンドだったの。
女の子はとてもきれいな声をしていてお顔もきれいな子だったんだけれど
バンドとしてはイマイチかなぁ、という感じ。
もちろん、今やっている自分たちのバンドではなかったし
なぜこんなメンバーでやろうと思ったのかは謎だけれど
でも、パパの演奏の時には、ローディーのような仕事をしていた。
特にジュニアが。
ずっと、ステージの端で見ていて何かあるととんでいってお世話をして
とてもいい子、純真な感じがした(でもたばこ吸いすぎ)。
終わったあと、バーにきたジュニアをじっと見ていたら
気がついてくれてにこっ、とほほ笑んでくれた。
両親の血か、すごく小柄。

ジェイミは、弟のやんちゃさがそこはかとなく感じられて、
なので、帰る時、階段の途中にいた彼に、ちょっと
挑戦してみたわたし(だって、パパにはさすがに言えなかったもん。
神様だもん。俗世間の会話は出来ないよ感がわたしにはあるのだ)。

「来シーズンはがんばってね、スパーズ」と言ってしまったのだった。
そして、その日、渋谷のサッカーショップで買ったフラムのピンバッジを
示して「わたしはフラムだよ~」宣言。
ジェイミはそのバッジを見て(古いクレストだったのですぐには
わからなかったみたいで、じっと見てた)、
「You survived(やっと残留したね)」と 言った。
よく知ってたね。
プレミア最終日、彼は東京にいたのだけれど
ちゃんとチェックしていたのだわ。
スパーズはレッズに負けて悔しかっただろう。
ごめんね、ジェイミ。

あ、息子たちも、なぜか、キャンバス地の汚いスニーカーで、
これはペレット家の伝統か。

しかし、こんなパパなのに、よくちゃんとここまで育ったものだ。











およそ30年前に送られてきた新年のあいさつハガキ
(Baby’s got a gunのプロモーション用に作られたのだと思う)
に、やっともらえたサイン。
これで幸せに死ねる。

2008年5月13日火曜日

奇跡。

とは言いたくない。
それだけの力があったのだ。



ポーツマス 0-1 フラム




ぎりぎりの残留。
得失点差、レディングとたったの3差での残留。


レディングはダービー相手に0-4のアウェイ勝利。
バーミンガムはブラックバーン相手に4-1の勝利。

両チームとも先制をして、フラムにプレッシャをかけたのだけれど
わたしは、さっさと酔っ払おうと一生懸命に飲んでいて
ほとんどぼんやりと、ああ、落ちるのだなあ、
でもポンピ相手に負けてないよなあ、
みんな頑張っているよねえ、でもゴールは?
とまあ、ほとんど逃げ腰だったんだけれど


なんと、マーフィーが、頭で、繰り返します、
ジミーのFKからのヘディングでゴールしてくれた。
マーフィーのヘディングなんてコレクターズアイテムだよっ!

しかもその虎の子の一点をよく守った。
ハンゲランドを中心にほんとうによく守った。

やればできる子たちなのよ!
もっと、早くやってほしかった、という恨みはあるけれど、
今は、この喜びにどっぷりと首まで浸っていたい。


1失点に抑えたマイク、ごめんなさい。
せっかくゴールを決めたのに、ドイル、キットスン、ごめんなさい。
でもフットボールの神様は、フラムにしようっと、と思ったのね。


みんな、早く上がってきてね。
GKマニアのわたしとしては、もちろんケイシーはよかったし
ニエミちゃんもいるけれど、
マイクかハーネマンがフラムに戻ってきたとしても文句はありません。

もちろん、フィンが戻ってきても。
これって、年寄りのノスタルジとやら?



ああ、でも、本当によかった。
試合後、モーおじも、よそのピッチながら降りてきて
喜びを分かち合っていたし、
マーフィーとジミーのインタヴューも見られた(裸だった)。

みんな、ありがとう。
でも、来シーズンはこんなことになりませんように。


フラムは、フェアプレイ賞でマンCと
UEFAカップ出場を争っているらしいのだがどうなるのだろう。


そして、ポンピとショーンはFAカップ決勝絶対勝ちなさいね。











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スパーズ 0-2 リヴァプール



ヴォロとトーレスのゴール。
見てないのでよくわからないのだけれど、

フィンはベンチで、でも71分にヴォロに代わって出てた。
守備堅めか。
ゴールデングラヴをもらったペペがよいセイブをしていたようだ。


さあ、プレミアリーグは終わりました。


マンUとやらが優勝で、スカムじゃなかったのがまだまし。
永久レッズ宣言のキャプテンGは、もちろん、唯一獲っていない
プレミアのタイトルを欲しがっているけれど、


それなら、監督を、ねえ、なんとか、ねえ…。

2008年5月9日金曜日

「フットボーラーは歯が命」

と、フラムの監督になった時に、
ジャン・ティガナが言ったかどうかは知らないけれど
彼が最初にやったことの一つが
全選手の歯のチェックだったというのは有名な話
(フラムファンには)。

キャプテンGが、試合の前日に歯を抜かなければならなくなって、
翌日の試合でイマイチだったのも記憶に新しい。
常に歯のチェックをしていればそんな事は防げたはず。

わたしは、昨日、虫歯になってしまっていた親知らずを抜いた。
ずきずきと痛んで、
そのせいなのか、
姉が自宅内に上手に隠していたはずのバラバラ死体を、
なぜか発見してしまい慌てふためく、という悪夢を見た。
もっとちゃんと隠していてよ、おねえさん。
というか、自宅はやめて。

みなさん、歯の定期健診をいたしましょうね。

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消化試合みたいなもの、と書いたレッズvマンC戦だったけれど
実は、フィン(とマンCのアイルランド)にとっては
そうでもなかったようだ。
アイルランド代表監督のトラパットーニが見に来ていたのですって。
トラップ監督は、2人と、ボルトンのアンディ・オブライエンに会って
代表復帰へのよい感触を得た、と言っている。
ふむ…。
もちろん、フィンが代表へ戻ってくるのは、
監督にとっては選択肢が広がり、
お国にとっても喜ばしいことではあるのだろうが。
今度、アイルランドvコロンビアのフレンドリーが
クレイヴンコティジであるのだ。
それだけにでも、などと思うけれど。
来週の火曜日にそのメンバーが発表の予定。
フィン、どうするの?

2008年5月6日火曜日

家族サービスの日

リヴァプール 1-0 マンチェスターシティ

別にトロフィーとか順位とか何も関係ない試合だけれど
わたしとしては、フィンが試合に出られるか、
これが最後のホームゲームになるのか、という微妙な問題が。
移籍の噂は、もちろんあって、どこへ、というのではなく
いらないから、誰か買ってくれ、みたいな感じなのですごくヤだ。

あれやこれや、に、フラムの心配もあって
落ち着かない日々なのであるが、
フラムは、一応勝った。
そして、シーズン最後のホームゲームにフィンは出た。

これがどれほどわたし(とその他のフィンファン)を喜ばせたのかは、
誰も、フィンさえもわからないだろうなぁ…。

リヴァプールはガレス・バリーを欲しがっているらしいという噂。
バリーは昔からとても好きなので嬉しいけれど、
フィンがチームメイトでないのなら、どうでもいいし、
もし、バリーが高いなら、メルバーグも移籍することだし
お金+フィンではどうですか、オニール監督。
まだまだ働けますよ。

などと思っていたら、リーサがヴィラへ、との噂もあるのらしい。
ま、左だからねえ。でもリーサは左足しか使えませんよ。
フィンは両足OKですぜ、旦那。

いよいよ活発になってくる移籍のシーズンなのであった。

レッズは、来シーズンの新しいユニフォームを着ていた。
あまり変化はないけれど、GKのは黒でシックだ。















フィンは来シーズンもこのシャツを着ているのだろうか。

ホーム最終戦恒例行事は、家族とのピッチ一周。
その中からわたしは、これを選んでみました。
カイトと、2人のお子。 お嬢さんのポーズがかわいい。

2008年5月4日日曜日

ホームスウィートホーム

死ぬかと思った。

フラム 2-0 バーミンガム


とてもうるさかったコティジ。
ホーム最終戦。
ファンにはclapperというものが与えられていたらしく、











開けば、「Come on Fulham!」と書かれていて、
閉じれば、扇のようになってそれを手に打ち付ければ
いい音が出るようになっていたみたい。
その音もよく聞こえたよ。



今日負ければ降格なのであって
ファンの気持はひとつなのであった。
わたしは、朝から、緊張していた。すごくしていた。

みんな、最初から、飛ばしすぎ、と心配になるくらい走り回っていた。
誰だって、降格したくないだろうけれど
でも無理しないで~、と本当に心配だった。

でも、キャプテンマックがやってくれました。
ジミのFKがゴールに向かって飛んで行った時、
わたしは絶対ゴールになる、と感じた。
そこにマックがいた。ダイビングヘッダー。
ごめんね、マイク。












本当に欲しかった2点目は、サブで入ったネヴ。
ロングボールに、DF(元フラムのFQというのもなんだか)をかわして
落ち着いてシュート。
すばらしい。

時々恐ろしい場面もあったけれどでも、よく守っていた。
後ろの人好きのわたしのMOTMは、ハンゲランドなんだけど
マックも、ゴール以外にもよくDFに戻っていたし
キャプテンの働きだった。
ジョーもがんばっていたけど、もっと人を使いなさいまし。
CMFのふたり、ジミとマーフィも、よかったけれど
相手に渡すことも何度かあり、怖かったよ。
最終戦、ポーツマス戦では、アウェイだし、そんなことがないようにね。

レディングが負けたので今の順位はこう。











ボルトンvサンダーランドは、この後。がんばれ、サンダーランド。



2008年5月1日木曜日

腐ってるけどスカム

CL 準決勝 2ndレグ

スカム 3-2 リヴァプール(agg 4-3)


ふむ。
まあ、勝てないだろうと危惧していたが。
ヨーロッパ戦でしか起きない奇跡もなかった。

フィンが、屋根のないスカムフォードブリッジのベンチで
雨をよけるためにトラックスーツのフードをかぶっている
という珍しい姿や、
思わしくない展開に厳しい表情をしているのを見た。
フィンは、もう最後のCLのゲームを戦ってしまったのだろうか。
レッズは、来年もCL(予備予選)に出られるのだが。

大体、1stレグで、リーサが失点(得点?)していなければ、
こんなことにはならなかった(かも)しれないのだった。
オウンゴールは、DFの悪夢であり、
どのDFにも起こりうることなのだけれど、
彼が、本人も、最低と認めている右足を、
もっと使えるように練習していれば、
あれは、右足でクリアできていた、と思うのはわたしだけ?
頭はないだろう、頭は。
ま、フラムファンのわたしなので、リーセには
他の人より厳しいのかもしれないけれど。
サミのPKにもがっかりだけれど、
サミのことはそんなに責める気にならないもの
(はい、ヒイキです。ペペが止めてくれると思ったのだけれど、
ラードにはママがついていた。パパも嬉しかっただろう。合掌)。

それにしてもチャンスはあったのに、決めきれず、
といういつものレッズであり、妥当な結果でしょう。
マンUとスカムのファンの皆様は、わざわざモスクワまで
出かけて行かなくてはならなくてご苦労様です。

わたしには、もっと大事な、カップファイナルともいうべき
週末のフラムvバーミンガム戦があるのだ!
しかも、Jスポーツはそれを中継するのであった!
今シーズン最後のコティジでのゲーム。
残留を争う6ポインター!
みんな、すごくかっこよい姿を見せておくれ(祈)。


……とは思いつつ、今日は、仕事中も、
ふと思い出しては、あ~と声にならない
悔しい叫びを発していたわたしです…。