2023年2月16日木曜日

またまた

 

2月15日、博多座に行きました。

「新・三国志」3回目。

今回は10列目の花道よりだったので

團子ミストを!と期待したのだけど、

横からより前からのミストがすごかった。

いい感じに潤った。

やっぱり、花道の近くって、楽しい。

ニワカは、なぜ、みんながあのあたり(七三)で

立ち止まるのかよくわからないのだが、

立ち止まってせりふを言ったり

思わせぶりな表情をしたりする

大事な場所なのであるのは知った。

そこで、お父さんとお母さん(いわば)の

思い出を語る團子ちゃん、立派だった。

言葉違うかな、でもすごくよかった。

初めてうるうるした。

なんだか、泣き所が、

いや、実際は泣く、というほどではないのだが

うるうるするところが毎回違っているのだけれど。

いや、増えているのかもしれない。

でも、新悟ちゃんと笑也さんのところが

一番胸に来る。

女子として生きにくい世界で自分の夢をかなえたくて

がんばっている。

けなげで、切なくて、

せっかく、心の友を見つけたと思ったのに

別れなくちゃいけなくて。

新悟ちゃん、ほんとうにすてきです。

笑也さんは、バケモノです(誉めことば)。

女子と男の振りをしている時の声の使い分けとか

しぐさとか。ほんとにすごい。

歌舞伎俳優さんにとっては普通のことなのでしょうけど

ニワカはただただ、感嘆するのです。

そして、大好き、と思ふのです。


最後のランウェイの時に、新悟ちゃんが着ていたお衣装は

もしかして、劉備が贈った花嫁衣裳では?と思いついてしまった。

色合いが同じなのでわからないのだけど。

もし、そうだったら、ステキ。

次回、確認します。


猿三郎さんが休演で(お大事になさってくださいませ)

猿四郎さんが、蜀の武将、周倉のお役をすることになって

2日目なのかな、

敵対国の武将にするっと成り代わって

それはそれは、すばらしかった。

本当に歌舞伎俳優さんて、すごいなあ。

立ち廻りはさすがにさすがです。

猿四郎さんの典い(漢字が見つからない)の役が

なくなって、門松さんの張遼が替わって

船に乗って逃げていた、ということね。

船がちゃんと動いてよかった(ネタバレ)!














今日も、元気でかわいい女四天王。

三四助さん、じいっと見た。

声もよい。大事。


今回、まかれた花びら多くなかったか?

席が違うからそう思ったのかしら。

最後に天井からばあああっと吹き出されて

お客さんがわああとなったのだけど、

それって、前もあったのだっけ?

謎だが、関羽さまの厚底靴と

去って行った後の虹はしっかり見た。

猿之助さん、ほのかなほほえみで

わたしたちをながめつつ天上へ。 

桃の花びらは降り続き、わたしは、ここでまたうるうる。




オリビアちゃんのお店で桃カステラを買った。

一個売りがあったので(380円くらい)。

すごく昔に親戚の家で大きな桃カステラを見た記憶が。

おめでたいものだと、その時知った。

すごく甘いらしいので、甘いものが苦手なわたしは

食べるタイミングをはかっているのだが。

食べる勇気を!夢見る力!(違)


今回の戦利品。
























隣の席にいた、バレエとかオペラが好きらしい
(連れの方としゃべっていた内容から)
マダムは、お芝居が始まってすぐにすやすやになられて
連れの方が起こしたりしてたみたいなのだけれど、
起きても拍手は全くされてなくて、
おい、何しにきたんですか?と思ったのでしたが、
團子ちゃんが本水で大立ち回りした時は
大拍手してて、えええ?となった。
團子ちゃん、恐るべし。



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