2023年2月23日木曜日

辛い時には星空を

 

おもだか屋の、怒涛の2週間+2日が終わり、

脱力していまする。

ただただ、目にしたお芝居を反芻して

色々と思い出して

あれこれと考えてしまう日々。

色々語りたいことがあるのだけれど

うまく言葉にできる自信はなく。

ツイッターなどで、すばらしい感想を端的に

書いてらっしゃるみなさん、本当に尊敬します。

でも、なんとか、老後の楽しみのために

記録しておきたいと思うので

拙い、感想というか、思ったことを書いておこう。


・16日間で7回、博多座に行った。

昼夜通しで見ればいいのだろうけれど、

俳優さんたちは、1日2回のお芝居をやってらっしゃるのに

ただ、座ってればいいだけのわたしには、その体力がなくて。

うちから博多座までは、約90分位なのだけれど、

それでもなかなか疲れた。

でも、がんばったよ、わたし!


・「夢見る前夜祭」トークショー

新悟ちゃん、前髪よき。お兄さん感よき。

スーツが三つ揃いでよく似合っててしゅっとしてた。

精進してまた博多座にもどってきてくれるとのお言葉。

ありがとうございます。

今回で、新悟ちゃんへの見方が変わりました。


福之助さん、お話がすごくおもしろい。

玉三郎さんの話、興味深かった。

みんな、そうやって日々お勉強しているのだなあ、と。

俳優さんたちが、よく

「今回このお役を勉強させていただきます」と

おっしゃるのを聞いて、ただの決まり文句みたいなものかなと

思っていたのだけれど、本当に、お勉強なのだと、

いつでもいつまでも、お勉強なのだな、と知った。

すごく、深くて大変なのだと。


團子ちゃん、他の人の話をうんうんとうなずきながら

聞いていて、ニコニコしてて、ほんとにかわゆい。

初めての地方公演で、大変だったろうけれど、また、来てね!


青虎さん、さすがのまとめ役能力発揮ですてきだった。

司会役の博多座の方をフォローしつつ、いい感じにいぢってた。

後半参加した卯瀧さんへのお話もさすがに青虎さん、と思った。


今回抜擢の卯瀧さん、トークショーへの急な参加で、

おねえさんにスーツを送ってもらったらしい。

おねえさんも誇らしいのでは、と、こんなところでうるうる。














ほんとに写真ヘタ!がんばれわたし!

あと、周りのみなさんの、熱量がすごくて

タジタジな感じで、

わたしなんかがこんなとこにいちゃいけないのでは感が

あってちょっと引いた。

ミーハー歴が長いわたしだけれど、

歌舞伎界はちょっと違う感じ。


・「夢見る力」舞踊公演


踊りはほんとにわからない超ニワカなのだけれど

ただ俳優さんたちを見たいミーハー心で行ってきました。

新悟ちゃん、キレイ!声が、古典用?なのか、おおおって感じで

なんかすごくすごかった。

福之助さんによりかかって座っている姿、手が

すごくキレイで色っぽかった。

福之助さん、あの乗り物での宙乗り、怖かったのでは。

見上げながらぞぞぞ、としたもの。

高いとこが苦手なのによくがんばりました!


・「悪太郎」

衛星劇場で、猿之助さんの悪太郎を見たことがあるのだったが

ほとんど記憶がなくて(TVだといい加減に見てるわたし、反省)

青虎さんの悪太郎、すごくおもしろかった!

いや、青虎さんなので、期待してたし、期待を裏切らないだろうと

思っていたのだけれど、ほんとによかった。

そして今回抜擢の、入門4年目の卯瀧さんの智蓮坊。

前日のトークショーでは自信なさそうに言ってらしたのに

本当によかった。

お芝居もセリフも(よくわからないなりに)踊りも。

悪太郎との掛け合いというのか

ふたりで踊っているのがすごくかわいくて(?)

楽しかった。

悪太郎が大きくて丸々しているのに対して

智蓮坊が小柄でかわゆい感じの対照もよかったのかなあとも。

卯瀧さん、これからも期待です。

門之助さんのお弟子さんで、門之助若旦那がずっとお稽古を

見てくれていたとのこと。

この日も、一番後ろの席で見ていらっしゃいましたよ。

どんな評価だったでしょうね。

そして、笑也さんもいらっしゃいました。

昼の部終わったら、すぐにコートを着て

ステキな黒いバッグを持って帰って行かれました。


公演前、猿之助さんがご挨拶されて。

若いお弟子さんたちのことを考えていらっしゃるのに

ぶわっと涙が。

わたし今回、色んな感情が湧きまくって

でも、ひとつ、よくわかったことがあって。

それを噛みしめながら、笑三郎さまを追いかけて行こうと思う。





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