2017年3月23日木曜日

コティジ巡礼(1)



今更感がなきにしもあらずですけど
肉体的疲労とロンドン・ロスとパソコン故障を
よろよろと乗り越えて、なんとか第1回目です。
「老後の楽しみ」的メモみたいなものですので
さらっと読み流して下さいませ。



3月3日(金)


ロンドン到着翌日は
念願の、コティジ・スタジアム・ツアー。
今回、本当にお世話になった、
フラニーさんが予約しておいてくれた。
ツアーは、月に数回、試合の前後にあるだけなので
行かれる方は、事前に
こちらで調べておいた方がよいと思います。

ビショップス・パークを抜けて、てくてく。
















10分ほど歩くと……。

おおお。

















13年ぶりのコティジ
すでにうるうる……(ばか)。
























ステキ。かっこいい。
ほんとうに好き。
わたしたちのおうち。

アジアの島国に売られていった
我が家のビリーにとっては初めてのコティジだ。
















ジョニーさん、おはようございます。






















11時15分にカフェに集合。
おぢさんが10人くらい(とわたしたち)。
ガイドのおねえさんに連れられて約1時間のツアー開始。

















作られた当時は、この細い入口でも大丈夫だったの?





















ボックス席を見た後に、ピッチに降りて。
もうなんか、感動。

写真でたくさん見たテムズ川沿いの場所。
試合日には、ここでみんなビールを飲むんだね。


ジョージ・コーエン・ラウンジ。
コーエンさんとシャンパンが飲めて4コースのお料理やら
なにやらがついておひとり様、£238、80ですよ。

コーエンさんの代表37キャップのひとつが飾ってあった。


リヴァーサイド・スタンドからコティジを見る。
屋根がキレイになってなんか違う人みたい。
でもドキドキする。
エライ人が座る席にすわったのだけど、ふかふか。


そしてまたピッチに降りて、ベンチに座る!きゃあ!
(黒いわたしの顔が丸い。)

なかなか、足腰の強さが求められるツアーである。




スタンド裏とか見ると、やっぱり古くておんぼろ感は否めない。
地面とかもでこぼこしてたりして、お年寄り(わたし)には
ちょっと危ない気がするような場所もあった。


いよいよ、あこがれのコティジ・パヴィリオン。
裏の階段から2階へ。


試合日に選手の家族などがくつろぐお部屋は
黒・白・赤のインテリア。
狭いのですごく混み合いそう。

選手の家族たちが観戦するバルコニー。
いすは固い。
でも、想像していたよりピッチに近かった。

バルコニーからJHスタンドを見る。

じっと座ってバルコニーを堪能したいのだが
先を急ぐガイドのおねえさん。

下に降りて次に見学したのはレフさんたちのお部屋。
狭い。
すみませんねえ、レフさんたち。
だから、いつもくそレフになるんだろうかね?



次は、なんか小屋みたいなところに設置された
監督や選手達がインタヴューを受けるお部屋。
狭い。おんぼろ。

それから、アウェイ側のドレッシング・ルーム。

こやしの元監督が「自分のオフィスより狭い」と言ったので
以前よりは広くなった、とおねえさんが説明してたような
(違ってたらごめんなさい)。
確かに、この後に行ったホームのドレッシング・ルーム
(試合前日でユニフォームなどが準備されていたので
写真禁止だった)よりは広かった。
それってなんだかなんだかだなあ。

でも、治療用寝台(?)はたくさんあった。


廊下の写真を取り忘れた。くすん。


外に出て、トンネルをくぐって選手入場です!




振り向いて、バルコニーにいる家族に手を振ったりするのである。


最後にジョニー・ヘインズ・スタンドへ。


有名な木の椅子がありますね。
座っているの辛そうだけど、大丈夫、
今季のフラムを見る時は、
椅子の端っこにいる時間が長いから!


記者席もあったけど、ものすごく狭くて大変そう。
でも、記者さんたちも、コティジ好き多いんだよね。
よろしくお願いいたします。


そういうわけで、約1時間のツアーも終了。
憧れのコティジのあちこちを探検できて
すごく楽しかった。
その反面、
設備が十分とは言えないところやおんぼろなところもわかり、
ビッグ・クラブからの誘いがあったら
行きたくなるかもしれないなあ、
今いる選手たち、よく我慢して
がんばってくれているなあ、と感謝。
もう少し我慢して昇格までがんばろう!
そうしたらお給料は上がるはずだから!


ツアー後、カフェで一休み。
たまごサンドは微妙なお味。



それから、フラム・パレスを散策。


水仙がキレイ。


13年前は止まっていた噴水もお仕事中。


建物の中を通って。


お庭にでた。
りすさんがお出迎え。
ごめんね、何も持ってないよ。



広々したお庭を通り抜けてパットニ―駅へ戻った。

まだ、お花もあまりなく寂しかったけれど
春になったらキレイなんだろうなあ。
また、来たいなあ、と心残りその①。

その後わたしは、ひとりでロンドン観光へ出かけたのだけれど
それはまた後ほど。




--------------------------------




22日、ウェストミンスターで起きたテロ事件のニュースに戦慄。
15日前にあの橋の上に立っていた。


恐ろしい。
これ以上何もありませんように。

でも、ロンドンは負けない。


#WeAreNotAfraid




4 件のコメント:

フラニー さんのコメント...

ドキッ!わたしの後ろ姿があちこちに。外に出たら後ろにも注意!ですわね。
コティジの舞台裏って随所に狭い階段があったりしてまるで忍者屋敷のよう。曲者は入り込めまい!
コティジ・カフェ、クラブ直営のときはよかったんですが今は・・・。わたしがいただいたソルトビーフ・サンドもひどかったです(完食しましたが)。フラム・パレスのカフェのほうがおされでおいしいので次回はそちらで。

テロ、実に愚かな行為です。攻撃があるたびに人々は結束し、国々は連帯するんです。攻撃の翌日、ウエスト・エンドに行きましたが、騒々しいティーンエイジャーのグループや家族連れは少なかったものの人出は多かったです。

ミラクラ (milucra) さんのコメント...

無断で載せてしまって申し訳ありませんm(__)m
もっとよく考えて写真撮らなくちゃいけなかったなあ、と反省。今回はいろいろと詰めが甘いところが多くて、次回は!と思うんですけど、あるのか次回。
もしあるなら、フラム・パレスのカフェ、絶対行きたいです。いい感じでした。お庭ももっといろいろ見なくちゃいけなかったなあと。

今は、爆弾とかじゃなくて車でひとりでできるテロになっている、と解説されてました。恐ろしいことです。

フラニー さんのコメント...

いいえ、とんでもない。顔が見えませんからかまわないんですが、自分の後姿ってこんなふうに見たことがなかったのでちょっとドキッとしただけです。

ミラクラ (milucra) さんのコメント...

フラニーさんはほっそりしてらっしゃって素敵な後ろ姿です。
わたしなんか、「黒い雪だるま」と言われたことがあります(やはりこの黒いコートを着てたんですが)。まあ、「違うもん!」とは言えないですけど。