2016年3月31日木曜日

ビリー、古墳にコーフンする(玉名編)



3月20日、
装飾古墳一斉公開に行ってみた。


熊本県玉名市。
ピカピカの新幹線新玉名駅。
















田んぼの中にひっそりとあった。
これから栄えるのかしら?でももう5年経ってるのだけど。

と余計なお世話しながら、人っ子ひとり通っていない道を
てくてく。
それらしき形のものが見えているね。
















田んぼの中でゴルフのスイング練習をしているおじさんがひとりいた。

こんな子もひとりでいた。おはよう!


















徒歩15分ほどで到着したのは大坊古墳。

















6世紀前半頃に作られた長さ40mを超える前方後円墳で、
民家と神社の傍らにありました。

















派手な入り口だ。
わくわく。






















係りの方が「結露してて」と申し訳なさそうにおっしゃって
いたのだけど、ほんと。いや~ん。
でもそれって、装飾保存にはよろしくないのでは。

















結露していないところを探して、ガラスに接近してじ~っと見つめる。
なんとなくわかる、という位。
保存のためかとても暗いの。



























展示されていたパネル写真で確認。
ずいぶん鮮やかだ。
















大正6年には京都帝国大学による調査が行われていたそうだけど
この時、お友達を案内していた近所のおぢさま(60代くらい)が
子供の頃は、玄室の中に入って遊んだりしてたのですって。
埋め戻し、とかしなかったのだね。
昭和52年に国指定史跡になってからやっと保存整備工事が行われたらしい。
ちなみに、係りの方より、このおぢさまの方が
興味深い話をしてくれた。ありがとうございます。

前方部へ行ってみよう。(石室があるのは後円部)





















竹やら名も知らぬ木々が林のようになっていて
このあたりは整備などしていない。
竹林の奥にお墓が。
























そして、玉名小学校の誕生地などを見ながら次の装飾古墳へ。


















あの辺も何かあるのではないかしら。

















徒歩10分ほどで、永安寺西古墳。
墳丘がかっちりと固められている。
6世紀後半頃の円墳。
















ここも見られると思って階段を登って行ったのだけれど、
ドアには鍵がかかっていた。





















例によって一回りしてみたら、ここにもお墓があった。
やっぱり何かしら安らかにお眠りください的なものを
古墳に感じるのかしら。

















お隣の、永安寺東古墳へ行こう。
同時期の円墳。
墳丘に作られた階段を降りて行く。


































あの扉を入ったところで、
係りの方がとても詳しく丁寧に解説してくださった。
そしてもう一枚のドアの向こうに。


































ううむ。おんぼろカメラめ。
鮮やかな赤い水玉模様がかわいいのだったが。
三角文や船や馬も描かれているのだけど。
文化遺産オンラインでご覧ください。
この古墳も墳丘が削られていて石室が出ていたらしい。
こんなのが近所にあったら楽しかっただろうな。

あと、横穴群も公開されていたのだけれど
遠かったので、永安寺東西古墳を眺めながら、もう帰る。


















新玉名駅のたまララ(観光案内所+おみやげ屋さん)でお買い物。
さすがのくまモングッズ充実。
でも、よかよかバッジはなかったわ。

















玉名にはタマにゃんという音楽好きなゆるキャラがいた。






















でも楽しみにしていた、
南関あげ巻きずし弁当「大蛇の瞳」(550円)は
売切れていた。残念。
「大蛇の瞳」というのは南関地域で希少栽培されている
幻の大粒米なのですって。



くまモンふりかけ(くまは入ってません)と黒豆おこしを買った。



新幹線に乗ったら25分なんだけど、貧乏なので普通列車で帰る。
バスで玉名駅へ。
駅前のこの食堂がものすごく気になったんだけど。
またいつか。


















熊本にはまだまだ多くの装飾古墳があるので、
辛くなったらまた出かけることにしよう。



帰り道、最寄り駅近くの桜の花が少し咲いていた。
今年の花見はどこに行こうかな。























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